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バナジウム天然水は富士山の恵み

バナジウムというのは、地球での埋蔵量がそれほど多くはなく、産出される国も限られている割には、工業的な利用価値が高く、〝レアメタル〟として分類いる金属の一種です。
ただ、バナジウムがレアメタルだというのは、採算が合うほどのバナジウム鉱山を持った地域が少ないというだけで、バナジウムという物質そのものは極めて希少ですが、地球上の何処にでもあります。
日本の場合、バナジウム鉱山が無い国のひとつですから、天然水にバナジウムが混ざるほどの地域はそれほどありません。
バナジウムを豊富に含んだ天然水といえば、富士山と熊本の阿蘇山の地下水ですが、商品として出回っているバナジウム天然水のシェアは圧倒的に富士山麓で採取したモノの方が多くなっています。
富士山はご存知の様に活火山で、過去に何度も強大な噴火をしてマグマを噴出して巨大なってきました。
ですから、現在見えている富士山の地下には噴火前の〝昔の富士山(古富士層)〟と今見えている〝新しい富士山(新富士層)〟があります。
新富士層の方は水をよく通すのですが、古富士層は地盤が固く水をほとんど通しません。
富士山に降り注いだ雨や雪は、長い年月を掛けて新富士層に染み込んでいくわけですが、この新富士層の中にはバナジウムが多量に含まれています。
バナジウムが溶け込みながら、雨水は地下へ地下へと染み込んでいきますが、水をほとんど通さない古富士層までくると、今度は横へ流れ始め、富士山麓一体に湧き水となって溢れていくわけです。

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